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おまとめローンの審査期間は!?銀行・消費者金融のそれぞれの特徴
おまとめローンを利用したいと思っている方の中には、できるだけ早く借金を一本化したいと願う方も少なくありません。
多重債務に陥っている場合には日を追うごとに利息が増えていって返済の負担が増えていきます。
ですから一日も早く審査を終えて融資を受けたいと思うのは自然なことです。
ではおまとめローンを提供している銀行と消費者金融の審査期間にはどのような違いがあるのでしょうか。
銀行の審査期間
まず銀行は審査期間がやや長くなる傾向があります。
これは銀行のおまとめローンを提供するスタンスが関係しています。銀行のおまとめローンは一般的に金利が低く借金を効率的に返済するのに役立ちます。
金利が低いということは銀行にとっても利益を上げるのが難しいということです。となると、返済能力の有無をしっかりと確かめたうえで融資を行うことが必要になるのです。
ですから年収や勤続年数はもちろんのこと、在籍確認などを行って返済能力が本当にあるのか、記載事項にウソはないかなどをしっかりとチェックすることになります。
そのため時間がかかり、会社にもよりますが一週間程度審査期間を要するところもあるのです。
さらに銀行は信販会社・保証会社に審査を依頼しているということも時間がかかる理由となっています。
消費者金融の審査期間
一方で消費者金融の審査期間は非常に短いのが一般的です。
多くの消費者金融の審査期間は二日もしくは三日となっています。
特に以前に自己破産などの事故歴がないのであれば即日融資してくれるところも珍しくありません。
これは消費者金融が個人への貸付けのノウハウを昔から持っており、信販会社・保証会社などを介さずに審査を行えることが関係しています。
ただし銀行と比較すると金利が高めになるということは覚えておきましょう。
消費者金融で急いでまとめて大丈夫?繋ぎ・一時的な利用ならオススメ
消費者金融では金利が高くなるので借金を一本化するのをためらう人もいるかもしれません。
しかし消費者金融には審査期間が銀行と比べて短く、基準がやや緩いという大きなメリットがあります。
ですから時間があまりない方や銀行からの融資が受けられそうにないという方は、一時的に消費者金融のおまとめローンを利用するのは賢い方法です。
これが当てはまるいくつかの例を見てみることにしましょう。
勤続年数が短い場合
例えば勤続年数が短い方などはこれに当てはまります。
多くの銀行では勤続年数が1年未満の方には融資を行いません。
しかし勤続年数が1年未満でもおまとめローンを利用したいという方は、より融資の基準が緩く期間が短い消費者金融のおまとめローンを利用することができます。
通常融資額が大きくなればなるほど金利は低くなっていきます。
ですから銀行から融資を受けるまでの?ぎとして、一時的に消費者金融から融資を受けるというのはオススメの方法となります。
勤続年数が1年を超えるまで消費者金融から融資を受けて返済を続け、銀行で借金の一本化を利用できるようになればそちらで借金を一本化する方が良いでしょう。
職歴がない場合
加えて今まで働いていなかったという方なども一時的に消費者金融のおまとめローンを利用するメリットがあります。
銀行では前年の年収が融資の可否に大きく影響してきます。
ですから安定した定期的な収入を得られるようになるまで?ぎとして消費者金融のおまとめローンを利用することも可能です。
消費者金融のおまとめローンを利用してしっかりと毎月の返済を行っていれば、個人の信用も上がって銀行から融資を受けられる可能性も高まります。
銀行と消費者金融の審査期間や基準は異なりますから、それらを上手に活用してより効果的に借金を返済できるようにしたいものです。