目次
専業主婦のおまとめローンは基本的には不可!どうしたら良いの?
突然の出費!消費者金融は便利だけど…
主婦の方の中にはもっぱら家事に従事していて専業主婦として生活しているという方もいます。
家事や子育てなどに加えて家計の管理、ご近所づきあいなどたくさんの仕事を毎日こなしていることでしょう。特に専業主婦の方は家計の管理を任されていることがほとんどです。
しかし時に給料日直前に生活費が足りなくなるということがあるかもしれません。さらにお子さんの病気や冠婚葬祭、友人とのランチなどによって急な出費があるということも考えられます。
そんな時に消費者金融のカードローンやキャッシングなどはとても便利な現金の調達方法です。
専業主婦の借金額が大きくなってしまったら
しかし気づかないうちに借金が膨れ上がっているということもあります。
そんな時にはおまとめローンによって毎月の返済額を減らしたり、借金総額を減らしたりできます。
しかし問題は専業主婦であるということです。専業主婦の方は自身の収入がないため、おまとめローンを利用することが基本的にできないのです。
金融機関・貸金業者がおまとめローンの審査で何をもっとも重視するかというと、どのくらいの収入があるかということです。
収入が安定して定期的にあれば、融資しても返済してもらえると判断できるのでおまとめローンを利用することができます。
しかし専業主婦の方は収入がないので、返済能力があるとは言えません。
銀行系カードローンなら、専業主婦でもOK!
ではどうしたら良いのでしょうか。
もし専業主婦の方がおまとめローンを利用することができるとすれば、それは大手の銀行系のカードローンに申し込むということでしょう。
消費者金融は総量規制の対象になるため、収入のない専業主婦の方の利用はできません。
一方で銀行系のカードローンは総量規制の対象外であり、収入がなくても利用することが可能です。
ただし専業主婦の方が融資を受ける場合には上限額が低く設定されることがほとんどで、多くの金融機関でその上限は30万円程度です。
配偶者(旦那・夫)の収入が安定していれば、おまとめ出来る会社はいくつかある
配偶者貸付けを利用しよう
もう一つ収入のない主婦の方がおまとめローンを利用する方法として挙げられるのが、配偶者の方の収入を利用するという方法です。
多くの金融機関・貸金業者では配偶者貸付けという契約形態を持っており、夫婦双方の収入を合計したものを年収としてその三分の一まで貸し付けを行っています。
つまり配偶者に安定して定期的な収入があれば、おまとめローンを利用するのは不可能ではありません。
銀行、消費者金融を問わず、ホームページなどを確認してどこが配偶者貸付けを行っているのか確認するようにしましょう。
配偶者貸付けの問題点
ただしこの方法には問題がいくつかあります。
まず配偶者の収入が必要になるので、配偶者の収入証明書等それを証明する書類が必要になります。
当然夫におまとめローンについて話さなければならないので、内緒で借金を一本化しようと思っている方は利用できません。
ただし専業主婦の方が夫に内緒で借金をして返済に窮した場合には自己破産しか選択肢が無くなってしまうのもまた事実です。
夫が自分で事業をしている場合は厳しいかも
さらに配偶者に安定した収入が必要になるため、自営業などの個人事業主の奥さんの場合には融資を受けるのは非常に難しいでしょう。
個人事業主は会社員などと比較しても収入の安定性に疑問を持たれることが多く、審査が厳しくなるからです。
加えて収入の金額によりますが、おまとめローンは数十万円、もしくは数百万円単位の融資が必要になる事も多いので、十分な金額の借入れができない可能性もあります。
こうしたリスクも考慮した上で、いくつかの金融機関・貸金業者のホームページなどから専業主婦でも利用できるおまとめローンを見つけるようにしてください。