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オリコの「カードローンCREST」はこんなに高金利!おまとめに向かない理由
おまとめローンを利用する際にはいくつかの点に注意しないと逆に返済が大変になってしまうことがあります。
何よりもまず確認しなければならないのが、金利がどのくらいかという点です。
借金を一本化する前と後で、一本化後の方が金利が低くなっていなければおまとめした意味がなくなってしまうからです。
そこでオリコの「カードローンCREST」を利用しているのであれば要注意なのです。
その金利と審査について見てみましょう。
オリコカードローンはメリットも多いけど…
オリコカードローンは年会費無料のカードローンで、最高500万円が借りられるという便利な商品です。
申し込みもすべてインターネット上で行うことができ、店舗に行く必要がないというメリットもあります。
多くの人が利用しているオリコカードローンですが、金利を見るとおまとめに向かないということが分かります。
カードローンCRESTの金利システム
カードローンCRESTの金利は借入金額によって異なります。
借入金額が10万円もしくは30万円の場合金利は年率15.0%から18.0%、50万円の場合9.6%から18.0%、100万円の場合7.8%から15.0%などとなっており、最低金利は4.5%です。
一見すると他の金融機関と変わらないように思えるかもしれません。
しかし金利は数%の違いによって返済総額が大きく変わってくることもあります。
消費者金融でもカードローンを提供しているところでは最高金利は17.0%程度であり、カードローンCRESTよりも安くなります。
加えて銀行系のおまとめローン・カードローンであれば最高金利も年率14.0%前後と大きく下がります。
つまりカードローンCRESTは非常に高金利ということになるのです。
借金を一本化するのであれば、やはりできるだけ金利の低い金融機関を探して申し込んだ方が良いでしょう。
オリコでおまとめローンを組んだ場合の失敗例とは?
オリコでおまとめローンを組んだ人の中には最終的に失敗してしまったという方もいます。
そうした方の多くは、申込みの前にしっかりと計算をするのを怠った方たちです。
そもそもおまとめローンは借金を一本化する前と後の金利と返済期間を考えて、どちらが無理のない返済プランなのか、最終的に支払う返済総額はどちらが少ないのかを知ってからでなければ利用してはいけません。
失敗例1
ある人はクレジットカードのリボルビング払いの残債をオリコのおまとめローンにしたようです。
しかしオリコカードローンは最高金利が18.0%となっており、クレジットカードのリボルビング払いと同じかそれよりも高い金利となっています。
つまりおまとめしたものの、金利がむしろ高くなってしまっているのです。
せっかくいくつかの残債を一本化しても、返済総額が高くなってしまっては元も子もありません。
失敗例2
別の方は金利が借金の一本化よりも低くなっていたものの、借金の返済期間をあまりに伸ばしてしまったために返済総額が大きくなってしまったとのことです。
確かに返済期間を延ばすと月々の返済額が少なくなりあまり負担なく返済を行うことができます。
しかしより速く、より少なく返済したいという場合には月々の返済を多くした方が良いのです。
この点でもオリコのおまとめローンは金利が高いため不利になってしまいます。
いくつかの失敗例を見ると、どれも最初に良く計算していれば防げた失敗であることが分かります。
おまとめローンは事前の計算が何よりも重要なので、申し込む前に窓口でどのくらいの金利でどのくらいの返済総額になるのかを相談してみると良いかもしれません。
少しの時間を取って準備すれば、より効率的な返済につながるのです。