おまとめローンの実態とは?会社選びで失敗すると金利が高くなる理由

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おまとめローンで得をする会社選びとは?

複数の金融機関から借り入れをしている方であれば、毎月の利子の支払いだけでもかなりの金額になっていることに気づくことでしょう。

中には利息の支払いにもやっとで元金がなかなか減らないという方もいます。

複数の金融機関に返済する必要があるので、返済日を管理するのが難しいということもあるかもしれません。

そんな方にオススメなのがおまとめローンです。

複数の借り入れを一つの金融機関にまとめることで返済総額を抑えて無理のない返済を行うことができます。

おまとめローンを最大限利用するために、その実態を知っておくことがどうしても必要です。

おまとめローンで得をする会社選びとはどんなものでしょうか。

おまとめローンを利用する会社の選び方

まず大前提として、今融資を受けている金融機関よりも金利が安いところを選ばなければなりません。

金利が安くなればその分元本を減らすことができ完済までの期間が短くなるからです。

ただし金利が安いことに加えて返済期間が無理のない範囲で短くなければなりません。

金利が安くても返済期間が長ければ返済総額が大きくなってしまうことがあるからです。

総合的に判断すると、銀行系カードローンがベスト!

そうした点も踏まえて考慮するとおまとめローンとして適しているのが銀行系のカードローンです。

銀行系のカードローンの特徴は何といってもその金利の安さです。

審査はやや厳しいのですが、無理なく返済していくためには最適と言えるでしょう。

総量規制の対象外なので借入限度額が高いのも魅力の一つです。

 

他にもローンの一本化を奨励している消費者金融なども少なくありません。

消費者金融というと金利が高いというイメージがあるかもしれませんが、通常の融資が18%ほどであってもおまとめローンであれば14%程度に抑えているところが多くなっています。

おまとめローンの実態を詳しく知ると、どんな借り方をすれば良いかが見えてくるのです。

おまとめローンで逆に金利が高くなって失敗してしまう例

おまとめローンの実態を知ると、金利が低く返済総額も安くなるという非常に良い方法だと思うことでしょう。

しかし申し込みの前には注意も必要です。

実は借金を一本化によって逆に金利が高くなってしまうケースもあるからです。

せっかく返済を楽にしようと思っていても、結果的に返済総額が高くなってしまっては元も子もありません。

事例1. おまとめ後の金利が高くなってしまったケース

まずもっともありがちな失敗は消費者金融で借金を一本化した場合の金利の上昇です。

一般的にショッピングローンやリボ払いなどの金利は10%から15%程度となっています。

クレジットカードをいくつも作って買い物をしているといつの間にか支払いが困難になってしまうということが多いのです。

そこで借金を一本化しようと思って消費者金融に申し込んだとしましょう。

消費者金融の金利は利息制限法によって上限が定められています。

100万円以上の借り入れの場合は15%、100万円未満の借り入れでは18%とされています。

通常クレジットカードの支払いなどは100万円未満の事が多いので、一本化したとしても金利は18%と元の金利よりも高くなってしまっています。

結果として返済総額が大きくなってしまうのです。

事例2. 一つの金融機関で全ての借金をまとめられなかったケース

さらにすべての借金を一本化できないという実態もあります。

50万円程度の借金であれば一本化するのも難しくはないかもしれませんが、200万円や300万円といった金額になると一つの金融機関で一本化するのは難しいでしょう。

むしろ手間だけが増えてしまうことになりかねません。

おまとめローンのメリットがまったく生かせないという失敗談もあります。

 

借金を一本化で成功するコツは、申し込む前にメリットがあるという確証を得ることです。

金利、返済期間、融資額、審査に通る可能性などを考慮しておまとめローンに成功するようにしたいものです。

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