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おまとめローンを借りるにはどのくらいの勤続年数が必要?
おまとめローンを利用するにあたっては、必ず審査を受けなければなりません。
そもそもおまとめができるのかどうか、もしおまとめができるのであればどのくらいの金額を借りることができるのかを決めるのです。
審査に通るかどうかには多くの要素が関係しています。
どのくらいの年収があるか、返済能力があるか、現在の借入金額がそれほど多くないかなどが基本的な条件になりますが、特に重要な条件の一つが勤続年数なのです。どのように重要な要素となり得るのでしょうか。
おまとめローンの審査は個人の信用度をチェックしている
金融機関・貸金業者が提供しているおまとめローンの多くが無担保、つまり担保を取らずに融資するというものです。個人の信用を重視して融資を行います。
金融機関・貸金業者からすると、より信頼できる人物にお金を貸してしっかり返済してもらうというのが目的なのです。
ここでどのような人物が信頼できる人なのかという疑問が生じます。
それを測るための一つの指標が勤続年数なのです。
勤続年数と審査の通りやすさ
ここで言う勤続年数とは、同じ職場にどのくらいの期間勤務しているかを表しています。
同じ職場に長期間勤務している人は責任感があり、返済能力が高いと判断されます。勤務している期間によっては昇進などによって年収も上がっている可能性もあるからです。
一方で短期間で職場を変えている人は審査に通りにくくなるのが一般的です。
審査を通過する勤続年数の目安
ではどのくらい勤務すればよいのかというと、金融機関・貸金業者にもよりますがおよそ1年以上というのが一つの基準になります。
もちろん2年、3年と年数が増えるにしたがって個人の信用は増し、審査に通りやすくなります。
おまとめローンで多額の借入れをしたいという場合には、最低でも1年以上同じ職場に勤務していることが望ましいでしょう。
実は金融機関の審査において1年以上5年未満はそれほど差がありません。1年以上勤務してさえいれば、審査に通る可能性が十分にあるのです。
1年未満の場合は、一度消費者金融系でおまとめ。その後、安定したら銀行系でおまとめがベストな選択
しかし、今すぐおまとめをしたいのに勤続年数が1年未満であるということもあるかもしれません。
インターネット上では勤続年数が1年未満の方は審査に通るのが非常に難しいと言われています。
しかしあきらめる必要はありません。
勤続年数がそれほど長くなくてもおまとめローンを利用できる金融機関・貸金業者はあります。そういった貸金業者の代表的なものが消費者金融です。
消費者金融なら条件が緩い!
消費者金融は銀行ほど審査が厳しくなく、比較的融資を受けやすいです。
もしまだ勤務年数が1年に若干満たないという方は消費者金融でいったん借金を一本化して返済し、元本を減らしていくということができるでしょう。
借金を一本化するだけでも返済日を一日にまとめることができたり、金利を今よりも低くして毎月の返済の負担を少なくすることができるというメリットがあるからです。
そして1年以上勤務し続けることができたなら、今度は銀行などさらに金利の低い金融機関に融資を申し込むことができます。
ただし、これは勤続年数が1年にやや満たないという方に当てはまる話です。
まだ転職したばかりで数ヶ月しか勤務していないという方はやはり少しおまとめローンの利用を待って、1年以上勤務してから申し込んだ方が確実でしょう。
中には半年の勤続年数でも貸し付けをしてくれるところもあります。
しかしこれ以下の期間しか同じ職場で働いていないという方は審査に通るのがかなり厳しくなります。
金融機関から見て信用のある申請者になるためにも、辛抱強く同じ職場に勤務し続けるということが非常に重要なのです。