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おまとめローンの仮審査と本審査の違いは!?
おまとめローンを申込む際に、「仮審査」という言葉を目にすることがあります。
実はおまとめローンの審査には仮審査と本審査というものがあり、それぞれ特徴が異なります。その違いを知っておくと、おまとめローンを賢く利用することができるようになるかもしれません。
仮審査とは
まず仮審査とはその名前の通り、あくまで仮の審査の事です。
これは本審査の前に行われ、大まかな審査結果を知ることができます。大まかな審査結果というのは融資が可能かどうかということだけで実際の融資の金額、金利などは通知されません。
どのくらいの金額を借りることができるのか、金利はどのくらいで毎月どのくらいの返済額なのかという細かいことを知るためには、本審査の結果を待つ必要があるでしょう。
仮審査することのメリット
この仮審査には大きなメリットがあります。
おまとめローンに限らず多くの金融機関・貸金業者に短期間のうちに融資を申込むと個人の信用が下がってしまいます。
金融機関などは信用情報を参照することができるので、どのくらいの期間に融資を申込んでいるのかをすぐにチェックすることができるのです。
あまりに短期間のうちに複数の金融機関に審査を申込んでいると、返済能力に疑問が生じ審査に通る可能性が低くなってしまいます。
したがって信用情報に記載されることなく審査が受けられれば選択肢がより広がるということになります。それが仮審査というわけです。
この簡易的な診断はどれだけ多くの金融機関で受けても信用情報に記載されることはありません。
仮審査はとても簡単!
多くの金融機関・貸金業者のホームページには簡易診断のページがあり、審査が可能かをおおよそ判断することができます。
入力項目も非常に簡単で、年収や現在の借入金額、借入先の数、年齢、扶養家族の有無などとなっています。
仮審査で融資が可能であるという結果が出たなら本審査を申込むかどうかを考えることができるでしょう。
仮審査に通れば、ほとんどの場合で借りられるって本当?それとも違う?
では仮審査に合格すれば本審査に合格したも同然ということでしょうか。
残念ながらそうではありません。
確かに簡易診断で融資可能とされれば本審査に合格する確率は90%程度とされています。
仮審査に合格すればかなりの確率で融資を受ける事ができますが、逆に言えば10人に1人は本審査で落ちてしまっているということでもあります。
したがって簡易診断で融資が可能と結果が出ても、安心せずに本審査の結果を待つようにしましょう。
本審査で落ちてしまうパターン
ではどんな場合に本審査で落ちてしまう可能性があるのでしょうか。
簡易診断と本審査の違い
そもそも簡易診断とはコンピュータが行う簡易的な審査です。
コンピュータは入力された項目だけを見て最低条件をクリアしていれば融資可能との判断を下します。
そこに個人の信用は関係なく、単に数字だけの問題です。
会社によって基準はやや異なりますが、例えば勤続年数は1年以上、年収は200万円、現在の借入先の件数が3件といった最低条件が定められており、その条件を満たしていれば簡易診断では融資可能と判断されるでしょう。
しかし本審査はコンピュータではなく人がより慎重に行うものです。必要書類の提出、在籍確認などが行われます。
さらに借入総額や年収が申告通りかどうか、過去に事故歴がないかどうかがチェックされます。
本審査に受かるためにはちょっとだけ努力が必要
簡易診断では多くの場合過去の事故歴を入力することはないので、もしウソの申告をしていないのに本審査に落ちてしまった場合には過去の事故歴が大きく影響している可能性があります。
仮審査に合格した場合には気を抜くことなく、年収や借入総額などを正直に記入しおまとめローンを利用することができるように努力するようにしましょう。